西川茉利奈(ヴァイオリン)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程を修了。
「平成21年度文化庁新進芸術家海外研修員」として、ドイツ国立ベルリン芸術大学に留学。
平成23年より財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学金を得て、更に研鑽を積む。
2012年同大学ディプロマ課程を最高位を得て首席で卒業。
この間に2010年第17回ポーランド・ウッジKiejstut Bacewics国際コンクール第3位(2位なし)入賞。イタリア・キジアーナ音楽院夏期セミナーにてディプロマ名誉賞を受賞。ヨーロッパ各地でオーケストラとの共演、ソロや室内楽で演奏活動を重ねる。
2010/2011年、ドイツ・オペラ・ベルリンオーケストラのアカデミー生。
第49回、第52回全日本学生音楽コンクール第2位。第14回京都芸術祭毎日新聞社賞受賞。第7回「フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール」入賞。
平成17年度「平和堂財団芸術奨励賞」受賞。平成24年度「滋賀県次世代文化賞」受賞。
これまでに藝大フィルハーモニア、東京ニューシティ管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団等とソリストとして共演する。
各地でソロリサイタルを開催する他、サイトウ・キネン・フェスティバル、東京オペラの森2012「東京・春・音楽祭」等、多数出演。
2012/13年 紀尾井シンフォニエッタ東京シーズンメンバー。
日本演奏連盟主催「新進演奏家リサイタルオーディション」に選ばれ、2014年1月、東京文化会館にて帰国記念ソロリサイタルを開催。
2012年9月、日本に帰国し、ソロ、室内楽を始め、各主要オーケストラの客演コンサートミストレス、首席奏者としても幅広く活躍している。