ソリスト紹介

ソリスト紹介

アレーナ・バエーヴァ Alena Baeva(ヴァイオリン。2016年2月18日紀尾井ホール公演、バーバー:ヴァイオリン協奏曲に出演予定)

画像の説明
アレーナ・バエーヴァは現在世界で最も進境著しい若手ヴァイオリニストの一人として、注目を集めている。既にマリンスキー劇場オーケストラ、ザンクトペテルスブルク・フィル、ベルリン・ドイツ放送響、ベルギー国立管、イギリス室内管などと共演を重ねており、ゲルギエフ、ペンデレツキ、マリナー、フェドセーエフ、ベルグルント、オラモなどの指揮者のお気に入りのソリストでもある。室内楽奏者としても、これまでアルゲリッチやバシュメット、イサリスやルガンスキー、マイスキー、ゴランといった世界的な名手と共演を重ねている。
アレーナ・バエーヴァは近年、ザンクトペテルスブルクにあるマリンスキー劇場コンサートホールでソロ・リサイタルを開き、ロンドンでは村中大祐指揮イギリス室内管弦楽団のソリストとしてユーリ・バシュメットとカドガンホールでデビューしている。またリル国立管弦楽団のツアーに同行、そしてパリのサール・プレイエルではショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏して、ゲルギエフのショスタコーヴィチ全曲演奏会に登場している。今後はブリュッセル・フィルやリル国立管、そしてイギリス室内管弦楽団との再演が決まっている。
アレーナ・バエーヴァは1985年生まれ。音楽一家に生まれ、5歳でヴァイオリンをオルガ・ダニロヴァから手ほどきを受けた。1995年からはモスクワにあるチャイコフスキー音楽院のエドゥアルド・グラッチ教授の下で研鑽を積み、2007年に卒業。その間ロストロポーヴィチから2003年にフランスで勉強するよう強く勧められ、2007年からは小澤征爾が主催するスイスの室内楽アカデミーを受講。これまでイダ・ヘンデルやマキシム・ヴェンゲロフ、シュロモ・ミンツ、ボリス・ガリンスキーに師事している。
2004年にはモスクワで行われた国際パガニーニ・コンクールでグランプリを受賞。ヘンリク・ヴィニャフスキが所有していたストラディヴァリウスを弾く権利を授与されている。2007年には仙台で行われた国際コンクールで金賞を受賞、同時に聴衆賞も受賞している。
アレーナのディスコグラフィーはブルッフやショスタコーヴィチの協奏曲がロシア・ナショナルフィルとの共演で発売されている(ペンタトーン・クラシック)ほか、シマノフスキーの協奏曲(DUX)、プーランク、プロコフィエフ、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ集(SIMC)が存在する。最も最近の録音としては、シューベルトの「魔王」がユーリ・バシュメットとの共演が、ソニークラシックより2013年に発売されている。これまでにベルギー、ドイツ、イスラエル、ポーランド、日本、ポルトガルやアメリカでラジオやテレビに出演している。
アレーナの広いレパートリーは40以上のヴァイオリン協奏曲に加え、様々な時代のヴァイオリンソナタや商品があり、そのいずれもが世界中で絶賛を博している。
アレーナ・バエーヴァのヴァイオリンは1697年のストラディヴァリウス「モリトール」で、マキシム・ヴィクトロフより貸与されている。

ソリスト紹介

トーマス・カタヤーラ Tuomas Katajala(テノール。2015年12月11日紀尾井ホール公演、マーラー「大地の歌」出演予定)

画像の説明
フィンランド人テノールのトーマス・カタヤーラはヘルシンキにあるシベリウス・アカデミーを卒業後、アムステルダム音楽院で研鑽を積み、後にアルベルト・ゼッダのイタリア・ペーザロにあるアカデミア・ロッシニアーナを終了している。

カタヤーラはフィンランド国立歌劇場のメンバーとして2009年から2014年のシーズンに登場し、アルマヴィーヴァ(セヴィリアの理髪師)、ドン・ラミーロ(チェネレントラ)、リーベンスコフ(ランスへの旅)、ネモリーノ(愛の妙薬)、エルネスト(ドン・パスクワーレ)、タミーノ(魔笛)、ドン・オッターヴィオ(ドン・ジョヴァンニ)、フェランド(コジ・ファン・トウッテ)、フェントン(ファルスタッフ)、リヌッチョ(ジャンニ・スキッキ)、アルバート(アルバート・ヘリング)などを演じている。海外の出演としては、ノルウエー国立歌劇場で「セヴィリアの理髪師」、「ドン・パスクワーレ」、「影のない女」、オランダ・ライス歌劇場で「ドン・パスクワーレ」、デュッセルドルフ歌劇場で「コジ・ファン・トウッテ」、サヴォンリーナ音楽祭で「魔笛」に、それぞれ出演している。

トーマス・カタヤーラはコンサートやオラトリオ歌手としても華々しいキャリアを築いている。カタヤーラは90以上のコンサートのレパートリーに通じており、バッハ、ヘンデル、モーツァルトからメンデルスゾーン、ロッシーニ、ヴェルディ、マーラーがその中心的な作曲家である。彼は既に世界中の音楽祭に招かれており、東京の「フォル・ジュルネ」からフランスのアネシー・クラシック音楽祭、クーモ室内楽音楽祭、そしてイギリスのロイヤル・アルバートホールにおけるヴェルディの「レクイエム」などである。これまでにヴラディーミル・アシュケナージ、ローレンス・キング、ケント・ナガノ、ペーター・シュライヤー、エサ・ペッカ・サロネン、ロイ・グッドマン、ジョン・フィオーレ、サカリ・オラモなどと共演している。

カタヤーラはマルティ・タルヴェラ賞を2005年に受賞。2009年にはカリタ・マッティラ賞、そして2011年にはシベリウス生誕地メダルを受賞している。彼はローマで行われた宗教音楽国際コンクールに第一位となり、ストックホルムで行われたギョスタ・ヴィンベルイ・コンクールに第2位を受賞している。
今後のハイライトは、ドロッティングホルム・バロック・アンサンブルとの共演による、バッハの「ヨハネ受難曲」のエヴァンゲリスト役で、スペインツアーがある。また、マドリード交響楽団とのペンデレツキ作曲「ポーランド・レクイエム」に出演する。クーモ室内楽音楽祭では、バッハのカンタータBWV1と60を、ヘルシンキ音楽祭におけるアルバン・ベルクの「ヴォツエック」、アヴァンティ室内管弦楽団とヘルシンキでマーラーの「大地の歌」などである。

ラウラ・ニッカネン Laura Nykänen(メッゾ・ソプラノ。2015年12月11日紀尾井ホール公演マーラー「大地の歌」に出演予定。)

画像の説明
フィンランドに生まれ、シベリウス・アカデミーで声楽を学び、これまでにニッカネン、ヴァルッキ、トム・クラウゼに師事している。ラウラ・ニッカネンは1993年、サヴォリンナ音楽祭で行われたコンクールで第2位となり、モーツァルトの「魔笛」の侍女役でデビューして以来、国際的に活躍している。1998年には早くもバイロイト音楽祭に登場し、「パルシファル」の花娘でデビュー。1999年コンサート形式の「ラインの黄金」のフロスヒルデをジュゼッペ・シノポリ指揮ローマ歌劇場で歌った後、2000年からは「ラインの黄金」の同役でバイロイト音楽祭に毎年参加し、ケルン歌劇場やズービン・メータ指揮ミュンヘン国立歌劇場に出演している。
2002年にはマドリードで「ラインの黄金」、ヘルシンキで「ホヴァンシチナ」を歌い、ラス・パルマスでは「神々の黄昏」でデビュー。その後マドリードで「ワルキューレ」、アントワープで「アリオダンテ」、2004年にはアムステルダムで「ワルキューレ」、マドリードとアムステルダムで「ラインの黄金」、2005年はアムステルダムで「神々の黄昏」、「ラインの黄金」、「ニーベルングの指輪」全曲、アントワープで「セメレ」、2008年はヘルシンキで「アドリアーナ」を歌っている。
2012年以降は「オルフェオ」、「アルチーナ」、「アリオダンテ」、「オルフェオとエウリディーチェ」、「フィガロの結婚」、「魔笛」、「セヴィリアの理髪師」、「アルジェのイタリア女」、「カルメン」、「ナブッコ」、「リゴレット」、「運命の力」、「仮面舞踏会」、「エフゲニー・オネーギン」、「コヴァンシチナ」、「ニーベルングの指輪」(全曲)、「こうもり」、「エディプス王」、「真夏の夜の夢」に出演し、2014年にはジュネーブ歌劇場の「ニーベルングの指輪」にフロスヒルデとロスヴァイゼで出演している。
ラウラ・ニッカネンはこれまでにバイロイト音楽祭、グラン・カナリア歌劇場、サヴォンリンナ音楽祭、スコットランド・オペラ(グラスゴー)、ジュネーブ歌劇場、リセウ歌劇場(バルセロナ)、ローマ歌劇場、フランダース歌劇場、アントワープ歌劇場、フィンランド国立歌劇場に出演し、今最も世界中から注目されるメッゾ・ソプラノの一人である。

山本亜希子 Akiko Yamamoto(ピアニスト:モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503で出演予定。2015年6月26日東京赤坂・紀尾井ホールにて。)

画像の説明
Akiko Yamamoto ©Julien Mignot
福岡県出身。4歳よりピアノをはじめる。

桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学、同大学研究科卒業、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院研究科修了。
その後パリ国立地方音楽院(CNR)室内楽科、エコールノルマル音楽院でも研鑽を積む。

ピアノを長谷川美智子、井口京子、雨田のぶ子、練木繁夫、M.ヴァスクレセンスキー、A.ケフェレック各氏に、室内楽を原田幸一郎、毛利伯郎、久保陽子、S.デヴィッチ、P.サラフ、エリック・ル・サージュ各氏に師事。

NTTドコモ、明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、ロームミュージックファンデーションより奨学金を授与される。平成17年度文化庁芸術家在外研修員。

2002年、第57回ジュネーブ国際音楽コンクール第2位入賞。
2003年、第24回霧島国際音楽祭にて霧島国際音楽祭賞受賞。
2004年、第14回ロベルト・シューマン国際コンクール優勝。ゴールドメダル受賞。
2007年、第13回チャイコフスキー国際コンクールでは日本人唯一のセミファイナリストとなる。
2009年 第32回 ヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクール第3位入賞(第1位なし)。

これまでに日本(JTアートホール「期待の若手演奏家によるアフタヌーンコンサート」、第7回大垣音楽祭新人コンサート、第71回読売新人演奏会、皇居内桃華楽堂御前演奏会、第19回水戸芸術館ATMアンサンブル演奏会、「JTが育てるアンサンブルシリーズ」、NHK-FM「名曲リサイタル」、KAWAIコンサート・・など)をはじめ、

ドイツ(各地でのリサイタル、Zwickau響とのコンチェルト、Festival Mecklenburg-Vorpommern出演)イギリス(Lake District Summer Music Festival、City of London Festival、BridgeWater Hallリサイタル)フランス(La Folle Journee、La Roque D’antheron、Festival international de musique de Wissembourg他多数)ベルギー(Concert MIDI リサイタル)ウクライナ(第2、4回ドネーツク国際ピアノ音楽祭)など、ソロ、室内楽ともに数多くの演奏会に出演している。

現在パリを拠点としながら、ヨーロッパ、日本を中心に幅広い演奏活動を行っている。

2005年より度々共演を重ねているエベーヌ弦楽四重奏団(Quatuor Ebène)とレコーディングしたブラームスピアノ五重奏曲のCDが2009年リリースされ、世界各国で高い評価を受けている。

三浦章宏 Akihiro Miura (ヴァイオリニスト:ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲に出演。2014年10月2日神奈川県立音楽堂にて。)

画像の説明

徳永二男氏に師事。
1984年筑波大学を卒業し、翌年NHK交響楽団に入団。

第25回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール第2位入賞(1位なし)他受賞多数。
1989年アフィニス文化財団の奨学生として、ドイツ・ミュンヘンへ留学、
エルネ・セベスティアン氏に師事。

1999年より東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスター。

これまでに新イタリア合奏団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー室内オーケストラ
東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、神戸市室内合奏団等と共演している。

リサイタル、室内楽活動も活発で、ボアヴェール・トリオ、鎌倉芸術館ゾリステン、
JTアートホール室内楽シリーズへの度々の出演や、
2007年にはヴェーラ弦楽四重奏団を結成、12月に横浜みなとみらいホールで結成コンサートを行った。

2011年6月には東京オペラシティ・コンサートホールにおいて、
バッハ、ベートーヴェン、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を一夜で演奏するリサイタルを開催、
2012年6月にJ.S.バッハ無伴奏ソナタ・パルティータ全曲演奏会、
2013年4月にピアニスト清水和音氏とブラームス・ソナタ全曲リサイタルを行うなど、
多彩で精力的な演奏活動を展開している。

国立音楽大学や洗足学園音楽大学で後進の指導にもあたっている。

イリーナ・メジューエワ (ピアニスト:シューマンのピアノ協奏曲で出演。2014年6月3日神奈川県立音楽堂にて。)

irinamejewa
イリーナ・メジューエワ ©奥村和泰

ロシアのゴーリキー(現・ニジニー・ノヴゴロド)生まれ。5歳よりピアノを始め、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現・ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップ教授に師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝をきっかけに、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。1997年からは日本を本拠地として活動を始め、東京文化会館小ホール、紀尾井ホール、トッパンホール、浜離宮朝日ホール、ハクジュホールなどでリサイタルを開催。
バロック、古典派から近・現代にいたる作品まで幅広いレパートリーを手がけるが、近年再評価の進むロシアの作曲家ニコライ・メトネルの作品紹介にも力を入れており、2001年にはメトネル没後50年を記念したシリーズ「忘れられた調べ」(東京、ムジカーサ)でその主要作品を4夜にわたって取り上げ注目を集めた。
2002年、スタインウェイ・ジャパン株式会社によるコンサートツアーを行う。2003年、サンクトペテルブルク放送交響楽団の日本ツアーにソリストとして登場したほか、2004年および2006年にカルテット・イタリアーノと室内楽を共演。2005/06年のシーズンにはザ・シンフォニーホール(大阪)で4回にわたるリサイタル・シリーズを開催、2006年からは毎年京都でリサイタルを行うなど、精力的な演奏活動を展開している。
これまでにロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、ゴーリキー・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・シンフォニーオーケストラ、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、テレマン室内管弦楽団、九州交響楽団、山形交響楽団、高雄市交響楽団(台湾)などと共演。
CD録音にも積極的で、デンオン(コロムビア)や若林工房などから多数のアルバムをリリース。2007年から2009年にかけて録音した「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」(5巻、10CD)は、全巻が「レコード芸術特選盤」に選ばれるなど高い評価を獲得した。2010年リリースの「ショパン:ノクターン全集」は同年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝く。
2006年度青山音楽賞受賞。
2012年4月からは京都市立芸術大学で後進の指導にあたっている。

波多野 睦美(メゾ・ソプラノ)Mutsumi Hatano (2014年2月21日「真夏の夜の夢」に語りと歌で出演)

hatanomutsumi
波多野睦美 ©Photo by Amemiya Hideya

宮崎大学卒業、英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。
シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。
国内外で多くのコンサート、音楽祭に出演。

バロックオーケストラとの数多くの共演のほか、間宮芳生作品のアメリカでの世界初演、サイトウキネン武満徹メモリアルコンサート、水戸芸術館での高橋悠治の肖像、サントリーホールでの「作曲家の個展2013権代敦彦」等に出演、現代音楽の分野でも積極的に活動している。

放送ではNHKニューイヤーオペラコンサート、らららクラシック、名曲アルバム、日本の叙情歌、題名のない音楽会等に出演。

オペラではモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」のオッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」のダイドーなど、深い表現力と存在感で注目される。

「パーセル歌曲集/ソリチュード」など古楽器との共演による数多くのCDのほか、高橋悠治との共演で「ゆめのよる」「猫の歌」を発表、いずれも高い評価を得ている。

音楽評論誌「アルテス」にてエッセイ「うたうからだ」を執筆中。2013年4月よりBS−TBS「LIFE〜世界と踊る」のナレーションを担当。

松原 典子(ソプラノ) Noriko Matsubara (「真夏の夜の夢」)

matsubaranoriko

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程修了。

二期会オペラ研修所マスタークラス修了。修了時に優秀賞を受賞。

オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ヘンデル「メサイア」、シューベルト「ミサ曲第4番」、バッハ「コーヒーカンタータ」等のソプラノソロを務める他、

オペラでは、オッフェンバック「ホフマン物語」オランピア、「天国と地獄」キューピッド、モーツァルト「フィガロの結婚」バルバリーナ、ヘンデル「アリオダンテ」ダリンダ役等で出演。

2014年3月には、東京室内歌劇場 ヤナーチェク「利口な女狐の物語」女狐ビストロウシュカ役で出演予定。

第15回日仏声楽コンクール、第29回ソレイユ音楽コンクール入選。

これまでに、近藤政伸、小泉惠子、横山美奈、角田和子の各氏に師事。

二期会会員。東京室内歌劇場会員。

小田切 一恵(ソプラノ) Kazue Odagiri (「真夏の夜の夢」)

画像の説明

国立音楽大学声楽科卒業。

日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。
第2回日本演奏家コンクール第3位。
第2回東京音楽コンクール、並びに
第40回イタリア声楽コンコルソ入選。

中村浩子、岩崎由紀子両師に師事。

オペラでは、「秘密の結婚」カロリーナ、「電話」ルーシー、「魔笛」パパゲーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」デスピーナ、「ポッペアの戴冠」ドゥルシッラ、
「リゴレット」ジルダ、「ラ・ボエーム」ムゼッタ、
ルーマニアにて「トゥーランドット」リュー、
藤原歌劇団公演「フィガロの結婚」バルバリーナ、
今年1月新国立劇場にて新作初演オペラ「みすず」にみすず役で出演のほか、
P.コンヴィチュニーオペラ演出アカデミー「ラ・ボエーム」ムゼッタで参加。

藤原歌劇団団員。横浜シティオペラ、日本演奏連盟各会員。

田中 紗綾子(ソプラノ) Sayako Tanaka (「真夏の夜の夢」)

画像の説明

桐朋学園大学音楽学部卒業。同研究科修了。
二期会オペラ研修所第53期マスタークラス修了。

二期会新進声楽家の夕べ、
レインボウ21サントリーホールデビューコンサート、
横浜オペラ未来プロジェクト「秘密の結婚」、
二期会ニューウェーブオペラ「子どもと魔法」、
サイトウキネンフェスティバル松本「子どもと魔法」、
東京室内歌劇場「炭焼姫」等に出演。

第19回大曲新人音楽祭コンクール入選。
佐藤暉子、名古屋木実、長町順史、増田のり子の各氏に師事。

二期会会員。東京室内歌劇場会員。

横町 あゆみ(メゾ・ソプラノ) Ayumi Yokomachi (「真夏の夜の夢」)

画像の説明

京都市立芸術大学卒業、金沢大学大学院修了。
国立音楽大学音楽研究所にてイタリア初期バロックの演奏様式を学ぶ。

これまでにヴィヴァルディ「グロリア・ミサ」、バッハのカンタータやオラトリオ、ヘンデル「メサイア」「主は言われた」、
モーツァルト「レクイエム」等の宗教作品をはじめ、ベートーヴェン「第九」、R・シュトラウス「ドイツモテット」(日本初演)、メシアン「5つのルシャン」など幅広い作品のソリストを務める。

オペラでは、「椿姫」「蝶々夫人」「フィガロの結婚」などに出演、ヘンデル作曲「アレッサンドロ」ではタイトル役を演じ、好評を博す。

作曲家・上田益氏が主宰する「レクイエムプロジェクト」に参加し、2012年に発売された同氏のCD「レクイエム~あの日を、あなたを忘れない~」ではソリストとしてプラハフィルと共演。

同年、西東京ニューカマーアーティストコンサートにて最優秀賞を受賞し、受賞記念コンサートを開催。

現在、ヘンデルフェスティバルジャパン、Vocal Consort Tokyo、新国立劇場合唱団のメンバーとして活躍するほか、数多くのコンサートに出演を重ねている。

福間章子(メゾ・ソプラノ)Akiko Fukuma (「真夏の夜の夢」)

画像の説明

島根県出雲市出身。
国立音楽大学卒業。
二期会オペラ研修所第52期マスタークラス修了。

2005年チェコ・プラハにて開催されたE・ブラホヴァ女史の声楽マスターコースにてディプロマを取得。プラハ市内チャペルコンサートに出演する。

2011年文化庁新人育成公演「魔笛」侍女3役で本格的なオペラデビュー。
翌2012年には二期会ニューウェーブオペラ「子どもと魔法」中国茶碗・とんぼ役に出演 する。
その他にも「フィガロの結婚」マルチェリーナ役、「セヴィリアの理髪師」ベルタ役、「ブルスキーノ氏」マリアンナ役、「リゴレット」マッダレーナ役・ジョヴァンナ役、「椿姫」アンニーナ役、「こうもり」オルロフスキー公爵役などでオペラ出演。

ペルゴレージ「スターバト・マーテル」、ベートベン「第九」、ヘンデル「メサイア」などのアルトソリストを務め、宗教曲などの演奏にも力を入れている。

現在二期会準会員、新国立劇場合唱団メンバー。

【指揮者村中大祐メルマガMuranplanet】2019
お名前
メルアド

AfiA LLC.
TEL: 045-516-6498 (Mon.~Thu. 13~17)
FAX: 045-512-8506

mail@afia.info

 

© AfiA LLC. 2019, Yokohama, Japan. All rights reserved.

© 2024 Orchester AfiA Powered by AFFINGER5